持ち歩く

 とにかくカメラを持ち歩こう。いつ『素敵な何か』に出会うか分からない。そんなワクワクと共にカメラを抱えて外に出よう。いつもの道、いつもの公園、いつもの駅、いつものお店、いつもの・・・いつもの・・・、いつもと同じはずなのに、何か違う気がする、なにかありそうな気がする、そんな風に感じられるようになるまで、ひたすらカメラと共に居よう。

  • ある先輩の体験談
     まず写真を撮ろうと決めてからはイメージ修行だな。最初はカメラを一日中いじくってたな、とにかく四六時中だよ。目をつぶって触感を確認したり、何百枚何千枚とカメラを写生したり、ずーっとただ眺めてみたり舐めてみたり、音を立てたり嗅いでみたり。カメラで遊ぶ以外は何もするなと師匠に言われたからな。
    
     しばらくしたら毎晩カメラの夢を見るようになって、その時点で実際のカメラをとりあげられた。そうすると今度は幻覚でカメラが見えてくるんだ。さらに日が経つと幻覚のカメラがリアルに感じられるんだ。重さも冷たさもシャッター音も聞こえてくる。いつのまにか幻覚じゃなく、自然と具現化したカメラが出ていたんだ。

撮る

 ちょっとでも『素敵だな』と感じたら、まずはシャッターを切ろう。何が素敵かは考えなくて良い。自分の感覚を信じよう。初めのうちは「撮る」という行為が恥ずかしいかもしれない、でも「撮るは一時の恥、撮らぬは一生の後悔」という言葉があるように(ないけど)、素敵な何かに出会った瞬間を大切にしよう。

 構図とか露出とか、細かい事は気にしなくて良い。一番大事なのはシャッターチャンスを逃さないこと。これだけは自分の力ではどうしようもない。

 『シャッターチャンスに気付く力』の向上に全力を尽くそう。

考える

 撮った写真は必ず観よう。じっくり観て「何を素敵だと感じたのかなぁ」と悩もう。なんかよくわかんないんだけど、なーんか好きなんだよなぁ・・・というのは、そういう写真もあるので今は気にしなくて良い。

 「あぁ、これを素敵だと思ったのかぁ」と気づけた写真には必ずタイトルを付けよう。タイトルを付けたからといって、誰かに公開する必要はない。心の中だけでもよい。

 タイトルを付ける時に、悩む事がある。「このタイトルを付けると、これが邪魔なんだよなぁ」とか「このタイトルなのに、あんまり目立ってないんだよなぁ・・・」とか。

 そういう考え方を無意識に出来るようになったら、いよいよテクニックについて考えていこう。

→ようこそ、初級者?へ!






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